和包丁の錆対策とパティナ
炭素鋼の包丁に黒っぽい変色が現れても、すべてが錆とは限りません。使ううちにできるパティナと、注意が必要な赤錆を見分けることが大切です。表面の仕上げによって手入れ方法が異なるため、強く磨く前に確認しましょう。
調理中と使用後
酸性の食材や塩分に触れたら適宜拭きます。使った後は洗ってすぐに乾燥させ、濡れた鞘に入れないでください。
赤錆を見つけたら
使用を止め、洗浄・乾燥して状態を確認します。仕上げや表面加工によって適切な手入れが異なるため、強い研磨の前にメーカーへ確認します。
パティナと腐食を区別する
薄く均一な暗色の変化はパティナの場合があります。ざらつき、赤茶色の斑点、深い穴があれば腐食を疑います。
専門家に頼る場合
深い点食や大きな傷、刃先まで及ぶ腐食は無理に削らず専門の研ぎ師やメーカーに相談します。
仕上げによって手入れは異なる
黒打ち仕上げ、磨き仕上げ、コーティングされた刃では、同じ方法で表面をこすってよいとは限りません。錆を落とそうとして模様や仕上げまで傷つけないよう、まず製品の取扱説明を確認しましょう。