和包丁の研ぎ角:片側角度と全角の違い
和包丁の研ぎ角に、誰にでも当てはまる数字はありません。たとえば「片側15度」と「両側を合わせて30度」は、左右対称の両刃なら対応しますが、片刃や非対称な両刃では単純に置き換えられません。まず手元の包丁の刃付けと、メーカーの推奨を確認しましょう。
片側角度と全角
左右対称の両刃なら、片側の角度を2倍した値が全角の目安です。しかし左右非対称の刃や片刃では単純に当てはまりません。
包丁ごとの違い
鋼材の硬度だけで角度は決まりません。刃の厚み、用途、工場出荷時の仕上げを合わせて考えます。
既存の刃を尊重する
初めて研ぐときは現在の刃先を観察し、メーカーの指定に従います。角度を大幅に変えると、刃先を弱めたり大量の金属を削る可能性があります。
片刃と破損した刃
柳刃・出刃などは専用の手順が必要です。大きな欠け、曲がり、亀裂がある場合は専門の研ぎ師に相談してください。
左右非対称の刃は別に考える
両刃でも左右の刃角が等しいとは限りません。メーカーが角度を片側ずつ指定している場合は、その説明に従います。特に刃先の形を大きく変えようとすると削る量が増えるため、判断に迷う場合は研ぎ直しを依頼する方法もあります。